コラム

2024.5.28

【香りが必要な理由10選】3.健康促進に役立つ

人間は自然なリズムに従って、日中は活動し、夜は休息をとるべきですが、現代の生活はストレスや仕事、悩みなどでそのリズムが崩れることがあります。このような場合、香りを活用して強制的に活動モードと休息モードを切り替えることができます。一般的に、ハーブやシトラス系のすっきりした香りは活動モードを促進し、フローラルやウッディ系の香りは休息モードに適しています。

オフィスでは、執務室にシトラスやハーブ系の香り、休憩室にはフローラルやウッディ系の香りが選ばれることが多いです。さらに、香りは認知症の予防にも役立つとされています。コロナ禍で嗅覚障害を経験した人々の一部には、海馬の委縮が見られることが報告されています。海馬は記憶を司る重要な脳の領域です。香りを嗅ぐ行為は海馬を鍛える効果があり、認知症の予防に繋がるとされています。