コラム

2024.5.28

【香りが必要な理由10選】4.感染対策に役立つ

アロマテラピーは、香り(アロマ)による療法(セラピー)として知られています。アロマテラピーの起源は、1937年にラベンダーをやけどの治療に効果的に使用したことに遡ります。それ以降、植物の持つ力を医療に活かす研究が進みました。アロマテラピーに関連する実験や研究が重ねられ、ウイルスや真菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザなどに対してアロマオイルが効果的であるという論文が多数発表されています。特にティートゥリー、ユーカリ、ゼラニウム、レモングラスなどのアロマオイルが感染対策に役立つ香りとして注目されています。アロマオイルを気化させて空間に散布することで、浮遊している菌やウイルスに対する効果が期待できる点も重要です。

 

マイクロフレグランスでは、2020年に100%ピュアオイルのユーカリやティートゥリーオイルを配合した香りを導入し、香りの演出だけでなく除菌効果を求めるニーズに応えるようになりました。ただし、アロマテラピーは医療行為ではないため、「除菌できます」と断言することは避けるべきです。そのため、効果的な香りを利用しているというスタンスを取るのが一般的です。